アポロマネジメント株式会社 中小企業診断士が連携して、それぞれの専門分野を活かし、お客様の経営課題解決を支援するコンサルティング会社です。

ひとこと

事業継続計画書(BCP)を策定しリスクをチャンスに!(8)

従来からある防災計画と事業継続計画書(BCP)とはどのような違いがあるのでしょうか?

防災計画は、災害の大きさとそれによって生じる被害予測を事前に行っておき、災害を未然に防止し被害を最小限に抑え、災害の復旧を図ることです。
また、人命の安全を確保することも、防災対策に含めます。
つまり、防災とは、転ばないように努力することであり、「転ばぬ先の杖」のことといえます。

防災対策のためには、課題を洗い出し事前対策を実施します。例えば、地震に備えて建物の耐震性を高めたり、機械設備や事務機器などが転倒や破損しないようにしたり、その結果として、社員やお客様に被害が出ないようにあらかじめ転倒対策を立案・実施することです。

しかし、この防災対策はどこまでやるのかの判断が難しいといえます、つまり、災害の大きさをある程度で想定しても、今回の東日本大震災のような大災害をおきると、「想定外」となり、その結果として、事業の廃業・倒産に至ることになります。
そこで、事業を継続するために、事業継続計画の必要性があるわけです。

2011年12月6日 | カテゴリー:ひとこと



コメント

コメントをお寄せください。

コメントの投稿